―黒姫山の巻―
今回の舞台は、黒姫山(2053m)。
昨年は11月の初めというのに初雪
が降り、途中で断念したいわくつきの山。
今回は9月中旬なので、その心配はありません
そして昨年、随分と見かけた凍ったハナイグチ。
今年は、キノコ期待大と気持ちを高ぶらせながら…。

まずは古池に到着。
水面から湯気が立ち昇り、幻想的な景色の向こうに黒姫山がドッシリと座っていました。

まずはここでハナイグチを見つけました。

しばらく登ると樹林の植生が変わり、立派なブナの木が目立ち始めました。

足元にホコリタケが…。
幼菌の内は食べられます

新道の分岐辺りから随分とキノコを見つけました。

まずはツルタケ。
キレイなキノコですネ~

今回の本命、ハナイグチです。
どうです、ウマソウでしょ!!

白いツキヨタケ。初めて見ました。
しかし、コワイですネ
これは間違いやすいです。

ヤマドリタケモドキ、見つけました。
ヤマドリタケはフランスではセップ、ドイツではスタインピルツと呼ばれ
西欧では最高級のキノコとの事です。

やがて展望が開け、戸隠山が見えてきました。

秋の花、リンドウも咲き始めています。

やっと黒姫山の山頂が見えてきました

山頂にて愛用のザック、青年小屋オリジナルを写す。
右上にナナカマドが色付き始めていました。

峰の大池の方へ下ってみました。
こちらの方が楽そうだったのですが、下ってみてビックリ。
とにかく歩きにくい、非常に疲れる道でしたネ!!

途中で見つけたナラタケ。
まだ幼菌でしたネ。

峰の大池に到着。
下り道が厳しかっただけに、この自然のがひときわ美しく感じました。

奇麗なヤマイグチを発見
イヤ~、見るからに旨そうですネ~!!

林道の木からチャナメツムタケが…。
バッチリいただいておきました。

下るにつれて今が食べ頃というハナイグチが次々と見つかりました。
どうです。これはイイデショ!!
ナメコ以上かも…ネ!!
等々、キノコは予想通りに採れましたが、予想以上に歩きにくい山で、
8時間コースなのに10時間もかかってしまいました
しかし、これ位歩いても少し余裕がありましたので、まだまだいけますネ!!
そんな気持ちにさせてくれた黒姫山登山でした。
夜は、長女の作ってくれたサツマアゲキノコラーメンに舌鼓を打ちつつ、
キノコのダシに感動しました
近所でいただいたサツマアゲと本日採れたキノコをバッチリ入れたラーメンのダシは、
初めて味わう味覚でしたが、旨い!!というそんなオリジナルな味に仕上がっていました。
スープも総て完食!!が、その旨さを総て物語っていましたネ