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2017

牛奥ノ雁ヶ腹摺山 ~ファミリー登山~

牛奥ノ雁ヶ腹摺山 ~ファミリー登山~ 3872 2592 tokyopress

カミさんと娘たちは、毎週のように山に行くようになってきた。
実に楽しそうだ。
これはもう女性の特権だネ!!と思いつつも、
ではボチボチ私も参加するかな?!と
いつの間にかその楽しそうなペースに引き込まれている自分がそこにいた。
しかし、日本一長い名前の山というが…
一体誰が付けたのかネ!!

 

 


湯ノ沢峠より登り始め、稜線に出ると一気に視界が広がり、
富士山がバッチリ見える。

 


次女が富士山の写真を撮る。
その姿を撮ってみた。

 


白谷丸付近はこんな感じ。
展望はスコブル良い。

 


白谷丸山頂に桜が咲いていた。
しかし、何という桜でしょう!!

 


白谷丸を下るとコバイケソウの群落が…。
時折、これを食べて死んでいる人がいるのでご用心。

 


針葉樹帯をひたすら歩く。
秋はキノコが出そうだ。

 


黒岳に到着。
ここで私と長女はもと来た道を引き返し、
車を下山口まで回すことにする。
もう少し歩けそうだと思ったが、無理は禁物とのことで引き返す。

 


なかなか良い森だ。
関東近辺にこんな森があることにチョット感動する。

 


葉が茂ればさぞかしスバラシイ森になるんだろうな!!
そう思いながらカメラのシャッターを切る。

 


モミの木の群集。
秋の終わりのころにはたくさんのアカモミタケが出てきそうだ!!

 

等々、ひとしきり森の美しさに感嘆しながら下山。
途中でバッテリー切れで写真はここまで…。
長女と石丸峠入口で待つ。
お互いの携帯電話でその都度位置を確認する。
しかし、すごい世の中になったもんだ。

新緑の大鹿村

新緑の大鹿村 3872 2592 tokyopress

昨年の7月に大鹿村で一緒に遊んだ友人が、その年の10月に亡くなった。
滋賀から自分で運転して来れるほど元気だったのに…。
しばらくは信じがたかったが、彼の奥様から生前の彼の楽しそうな写真を見るにつけ、
一度その地を訪れたい、との連絡があった。
そういえば彼には、まだ大鹿村の桜を見せてあげてなかったな、と思い、
その季節にと調整したのだが、相方の都合で新緑の時期になってしまった。

 

 


まずは彼と釣りをやった川へと案内する。
手前の倒木にヌメリスギタケモドキがビッシリと生えていたことを思い出す。

 


大鹿村の原風景。
いつ見ても心が癒される。

 


赤石荘にて…。
彼と一緒に記念撮影。

 


岩魚の刺身。
定番中の定番だが、いつ食べてもうまい。

 


こちらは岩魚の骨酒。
これもチョットクセになりますネ!!

 


翌日訪れたモノノケ姫の森。
宮崎監督がここを舞台にしたとかしなかったとか…!!
しかし、そう言われればそんな感じがするほど、神秘的で美しい。

 


樹木もご覧の通り、苔むして美しさを倍増させている。

 


頭上を見上げれば圧倒的な大きさで緑の葉を出し始めている。

 


雲海の向こうに中央アルプスが見える。
まさに天空の…という表現がピッタリくる。

 


夕立神パノラマ公園の展望台から360度の景観に感動する。

 


南アルプスが目前に迫る。
実際に見るとすごい迫力だ。

 


桜はすでに散っていたが、桃の花が我々を歓迎してくれた。
道路もピンクの花びらがビッシリと…。

 


最後に案内した天空の森。
まだ芽吹き始めたばかりの森を案内する。

 


座るのに最適な枝を見つけてご満悦のY氏。

 


最後に大鹿村騒動のポスターで、今回の旅を締めくくりたいと思います。
「友よ安らかに眠れ!!」

ウェットフライ

ウェットフライ 3872 2592 tokyopress

宇都宮のフライSHOPの店主に勧められるままに
ロッドとリール、そしてフライを買った。
40年ほども前の事である。

その時のフライが、ウェットフライのマラブーであった。

早速管理釣り場にて、我流でフライを流してみた。
虹鱒が食った!!一気に合せをくれた。
パチンという音と共に糸は切れた。
その時の情景は、未だに鮮烈に覚えている。

 

フライフィッシングは、5~6年前から本格的に始めた。
まずはドライフライで…。
パラシュートフライ、CDCを使ったドライフライは、そこそこ巻けるようになった。
そして、それと同様に、ほぼ満足のゆく釣りが出来るようになってきた。

 

ふと40年前の情景が思い浮かんだ。
その時のフライのイメージを思い浮かべながら、雑誌を参考にしつつ
ウェットフライを巻いてみた。

思いの他、いい感じだ!!

 

早速、管理釣り場で試してみた。
予想外に釣れる!!
それも山女魚に反応が良い。
これは仲間にも伝えよう。そして皆んなに使ってもらう
毛針も巻いておこう!!

 

そう思い立ち、暇さえあれば机に向かって一心不乱に
毛針を巻いている。

カミさんがアキレハテテイル。
次の日、首が回らなくなった。
“過ぎたるは、及ばざるが如し”デアル。

 

 


もう1つのウェットフライのニンフ。
これも思いの他いいのが巻けた。
初めてにしては上出来だ。

 


サイズは4サイズ。
14番、12番、10番、8番である。

 


ウェットフライの2パターンが
ビッシリ揃った。
後、娘達のものと釣り友達のものも巻かねば…
と張り切っている。

 

しかし……体力が、なくなってきた。

中野・アオキ

中野・アオキ 3872 2592 tokyopress

中野ブロードウェイの中に店を構えているバッグSHOPのアオキ。

私がまだ20代の駆け出しの頃。

この店のオーナーから鞄の作り方の基本を教わった。
トランクの手縫い職人だったオーナーの鞄に対する意見は厳格であり、
辛辣であった。
が、また、優しくもあった。

 
物事を貫き通した人が持つ独特の優しさがあった。
物(鞄)を見、感じる総てが鞄業界のことに直結していたからだろうと
今になって強く感じている。

 

久方ぶりに中野のアオキさんを訪ねてみた。

先代が昨年の9月9日に亡くなったと聞かされた。

102歳の大往生である。
そんな事なら、もう一度会っておきたかった。

 

昔話に花を咲かせていたら、、帽子の話が出た。
ちょうど店のイメージを変えたいと思っていたから…
と快諾してくれた。
人と人とのつながりは、本当にありがたいものだ!!

 


テーブル一杯に帽子と鹿革のキンチャクを
ディスプレイさせてもらった。
外側の通路から見るとこんな感じ。

 


内側から見るとこんな感じです。

 

ディスプレイして4日目に電話を入れてみた。
反応は予想以上に良いとの事。

特に外国人の反応が良いのは少々驚いたとの事。

これからが帽子のシーズン。
中野方面に行かれたら、是非立ち寄ってほしいお店の1つである。

 

住所:〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15-116 ブロードウェイ1階
TEL:03-3387-3846
店名:(有)アオキ

Mr.DON

Mr.DON 3872 2592 tokyopress

釣りの魅力を簡潔に言うなら
「夢、そして物語」
だろうか!!

 

フライを巻く。

 

昔の釣り竿を引っ張り出してきて愛でる。
夢は縦横無尽に広がりを見せる。
若かりし頃に頂いたエビスフィッシングのフライロッド。
ミスタードン。
8フィート6インチ。ライン#5~6.
久方ぶりに振ったみた。

 

思いの他うまく巻けているウェットフライを付けて
時に急流を横切らせ、ユッタリとした流れでは
いかにも生命を持った生き物のごとく操作したい。

 

魚たちとの駆け引きが鮮烈に蘇り、心を満たしてくれる。
そしてこのロッド、今は欲しくても手に入らない。
使えば使うほどなじんでくれる。
自分だけの愉しみの時…!!
これだから釣りは止められない。

 


35年ほど前に頂いたエビスフィッシングのフライロッド。
使い込むほどにお世話になった人たちの顔が思い浮び、
限りなく懐かしく、また幸せな気分になる。
ロッド1つに様々な想いが募る。
こだわりの物が持つ魅力がここにある。

シルバーレイククラブ クリークライン

シルバーレイククラブ クリークライン 5184 3456 tokyopress

シルバーレイククラブに息子のようなブランドがデビューする。
夢のような話だ。

 

「息子と親父」

久しぶりにうまい酒が飲める。

その気持ちをmonoマガジンが受け止めてくれた。
それも3Pで取り上げてくれるという。
アリガタイコトダ!!
是非とも見て欲しい。
今日も酒がススム!!
やはり夢は命ある限り追い続けるべきだ。
諦めたら、総てが終わる。

 

(monoマガジン 4月16日発売)

   

刈寄山登山

刈寄山登山 2592 1482 tokyopress

我家は誕生日が続いている。
長女の3月を皮切りに4月がなしで5月が私と三女、
6月がカミさん、7月が次女という具合。

毎月誕生日会をやるというのは不経済なので、年に一度、
3~7月の間に全員集まっての食事会が慣例となっている。

 
今年は次女と三女が登山に夢中になっている事から
食事会の前にファミリー登山をやってから…という事になった。

場所は、東京都あきる野市の刈寄山。

 

 

まずは、今熊神社での遥拝殿の横を通って参道を登る。

 


参道は、よく整備されていて登りやすい。

 

参道途中からの展望。
ツツジ、桜の季節だとひときわ綺麗との事。

 


今熊山山頂の本殿に到着。お参りをすませ刈寄山へ…。

 

ここから稜線目指して巻き道を登ります。

 


稜線上の異様な景色。
南斜面の杉が帯状に立ち枯れていた。それもかなり広範囲に・・・。

 


その後、稜線をひたすら登ります。頂上はもうすぐです。

 


刈寄山(686m)に到着。ここで早めの昼食を取る。

 


カミさんと次女はここから市道山へ・・・。私と長女と三女はもと来た道を下山。

 


今熊神社の遥拝殿にお参りをし、カミさんと次女をむかえに笹平へ…。

 

 

登山の後、娘達が予約してくれていたレストランで今日のメインイベントの食事会。

こじんまりとしたレストランでしたが、中々の味でした。
今年も全員揃っての食事会、無事終了しました。

シルバーレイククラブの帽子

シルバーレイククラブの帽子 3872 2592 tokyopress

outdoorの遊びの中で、帽子は必需品。
暑くても寒くても、雨の日も晴れの日も、
帽子のはたす役割は想像以上のものがある。
シルバーレイククラブの帽子ができるまでは、
所謂outdoorブランドのゴアテックス素材の帽子を愛用していた。

 
2~3年は至極快適なのだが、それを過ぎると、ツバの縫い目あたりから雨がしみ込んできて
下着までビショビショになる。

特に釣りの日は、雨具のフードをかぶると帽子のツバが邪魔をして視界が遮られ足元がおぼつかず
非常に危険だ。

仕方なくフードをかぶらないでやっていると下着までビッショリだ。
本体は、まだ綺麗なのに防水の機能は全く役に立たない。

その点、天然素材のシルバーレイククラブの帽子は全く違った。
最初は、パラフィンの効果で、バッチリ水をはじいてくれる。
2~3年使い込むと、パラフィンの効果が薄れ、水が浸み込み始めてくる。
しかし、ここからが違ってくる。

 
水が浸み込むと繊維自体が膨れ上がり織目が固く締まり、全く水を通さなくなる。
正に繊維自体が生きている!!

という事を実感できる。

 
また、目が詰まり硬くなるので雨具のフードをかぶっても視界が遮られる事はない。
そして乾くと、又元に戻り通気性まである程度確保してくれる。

又洗濯も可能なので、汗をかいた後等は、
早めに水につけ込んで対策して欲しい。

洗剤は普通の洗濯用の物で大丈夫。乾いたら防水スプレーをかけておけば、
ある程度の撥水は戻ります。

是非使い込んで、十二分に素材感を楽しんで下さい。
擦り切れるほど使い込めば、きっとお気に入りの一品になる事でしょう。

 

BIKUシリーズ

BIKUシリーズ 3872 2592 tokyopress

その昔、釣り上げた魚を鞄に入れている写真に感動した記憶が
蘇ってきて、その時のイメージを形にしてみようと思い立った。

帆布、あるいは革鞄の前面にカゴが取り付けられてあり、
鞄と一体になっている。
そのイメージをどう現代風にアレンジするべきか…!?

 
そういえば、アメリカのアウトドア鞄にポケット部分を
レザ―メッシュで作り込んだ鞄があった。

格好いいな!!という気持ちで見ていたが、
ある時「修理が出来ない」という現実を知り落胆した。

それならば型押しで出来ないか!?
と思い、革屋さんに問い合わせると、
実際にレザーで編み込んだような彫りが深い革が3種類手元に届いた。

フルタンニンの革に、しっかりと熱を加えて押し込んだ形状は、
正にメッシュそのもの…。
使い込めば独特の表情が出る。
そして、これならば修理も可能だ。

 
意にかなった革を前に、一気に3種類の鞄を作り上げた。
自画自賛出来る仕上がりだ!

是非、使い込んで自分色に仕上げて欲しい!!

 

 


・ショルダー(239121) \69,000+税
本体の前後をメッシュスタイルの型押しを使い、
その他の部分は栃木レザーのピット鞣しのレザーで仕上げました。
使い込むほどにクラシック感が増す鞄に仕上がりました。
サイドベルトは型崩れ防止とSLCのベルトポーチを装着可能。
背のハンドルも不要な場合は取り外し可能としています。

 

・トートビジネス(239321) \85,000+税
天はファスナータイプのトートバッグに両アオリポケットを付けて
ビジネス対応も可能としました。
一般使いから出張まで幅広く使用することを考えて、
このサイズ感にしています。
前仕切りポケットの中には小物収納の仕切りを付け、より利便性を考えました。

 


・トートトラベルボストン(239521) \75,000+税
トート使用でありながら、トラベル対応の出来る鞄をイメージして仕上げました。
前面にフラップ付きのポケットと背に仕切りポケットを配置し、
切符等の出し入れも考慮に入れて作り込んでいます。
ショルダーとセットで使っていただければ抜群の存在感を発揮してくれると思います。

陣馬山登山

陣馬山登山 3872 2592 tokyopress

ボチボチ釣りでも…と思っていたのだが、
カミさんの強烈な誘いに負けて山行となった。
中央道の藤野インターで下車し、
和田の里体験センター前の駐車場に車を停め、
ここから一気に山の神を目指して登る。

 


梅の花が春を告げていた。

 


しばらく急登の杉林が続く。
思わず写真を撮る。
手入れが行き届いている。

 


醍醐丸までもうすぐだ。

 


和田峠の茶屋。
駐車場代が少々高い。

 


和田峠からの登り。
陣馬山山頂まで木道が続く。

 


山頂に到着。
何時ものように権現同人のザックと
SLCのタオルマフラーで記念撮影。

 


山頂に茶屋が2軒。
どちらも登山者で一杯。
この山の人気がうかがえる。

 


下りは随分と整備されていた。
陽気なアジア系の人達が
「コンニチワ!!」を連呼しながら登って行った。
日本の山もインターナショナル化しつつある。

 


終点近くの風景。
茶畑が綺麗に刈り込まれていた。
里山の風景に何故かホッとする。