子供の頃は、畑に大きなイチジクの木が何本もあり、イヤというほど食べたものだが、
田舎を離れて47年、まず、買ってまで食べたいと思わなかったからか、そういえば
イチジクを食べた記憶がない。
今年の夏、田舎に帰ってみたら、昨年までは気が付かなかったのだが、
サトルさんちの畑の畦に若いイチジクの木がビッシリと植わっていた。
たまたま居合わせた彼が、「チョット待って!!」というや、イチジクの木の下にもぐり
込んだと思いきや、10個ほどのイチジクを両手にかかえて上がってきた。
彼の勧めに従って1つ2つと食してみる。ソシャクする度に
イチジクのネットリとした甘さが口内に広がる。
昔懐かしい味だ!その味に感動していたら、彼から30個ほども完熟のイチジクを進呈された。
これは埼玉の家族にも食べさせてやりたい!!