昨年の7月に大鹿村で一緒に遊んだ友人が、その年の10月に亡くなった。
滋賀から自分で運転して来れるほど元気だったのに…。
しばらくは信じがたかったが、彼の奥様から生前の彼の楽しそうな写真を見るにつけ、
一度その地を訪れたい、との連絡があった。
そういえば彼には、まだ大鹿村の桜を見せてあげてなかったな、と思い、
その季節にと調整したのだが、相方の都合で新緑の時期になってしまった。
まずは彼と釣りをやった川へと案内する。
手前の倒木にヌメリスギタケモドキがビッシリと生えていたことを思い出す。
翌日訪れたモノノケ姫の森。
宮崎監督がここを舞台にしたとかしなかったとか…!!
しかし、そう言われればそんな感じがするほど、神秘的で美しい。
雲海の向こうに中央アルプスが見える。
まさに天空の…という表現がピッタリくる。
桜はすでに散っていたが、桃の花が我々を歓迎してくれた。
道路もピンクの花びらがビッシリと…。
最後に案内した天空の森。
まだ芽吹き始めたばかりの森を案内する。