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4月 2017

ウェットフライ

ウェットフライ 3872 2592 tokyopress

宇都宮のフライSHOPの店主に勧められるままに
ロッドとリール、そしてフライを買った。
40年ほども前の事である。

その時のフライが、ウェットフライのマラブーであった。

早速管理釣り場にて、我流でフライを流してみた。
虹鱒が食った!!一気に合せをくれた。
パチンという音と共に糸は切れた。
その時の情景は、未だに鮮烈に覚えている。

 

フライフィッシングは、5~6年前から本格的に始めた。
まずはドライフライで…。
パラシュートフライ、CDCを使ったドライフライは、そこそこ巻けるようになった。
そして、それと同様に、ほぼ満足のゆく釣りが出来るようになってきた。

 

ふと40年前の情景が思い浮かんだ。
その時のフライのイメージを思い浮かべながら、雑誌を参考にしつつ
ウェットフライを巻いてみた。

思いの他、いい感じだ!!

 

早速、管理釣り場で試してみた。
予想外に釣れる!!
それも山女魚に反応が良い。
これは仲間にも伝えよう。そして皆んなに使ってもらう
毛針も巻いておこう!!

 

そう思い立ち、暇さえあれば机に向かって一心不乱に
毛針を巻いている。

カミさんがアキレハテテイル。
次の日、首が回らなくなった。
“過ぎたるは、及ばざるが如し”デアル。

 

 


もう1つのウェットフライのニンフ。
これも思いの他いいのが巻けた。
初めてにしては上出来だ。

 


サイズは4サイズ。
14番、12番、10番、8番である。

 


ウェットフライの2パターンが
ビッシリ揃った。
後、娘達のものと釣り友達のものも巻かねば…
と張り切っている。

 

しかし……体力が、なくなってきた。

中野・アオキ

中野・アオキ 3872 2592 tokyopress

中野ブロードウェイの中に店を構えているバッグSHOPのアオキ。

私がまだ20代の駆け出しの頃。

この店のオーナーから鞄の作り方の基本を教わった。
トランクの手縫い職人だったオーナーの鞄に対する意見は厳格であり、
辛辣であった。
が、また、優しくもあった。

 
物事を貫き通した人が持つ独特の優しさがあった。
物(鞄)を見、感じる総てが鞄業界のことに直結していたからだろうと
今になって強く感じている。

 

久方ぶりに中野のアオキさんを訪ねてみた。

先代が昨年の9月9日に亡くなったと聞かされた。

102歳の大往生である。
そんな事なら、もう一度会っておきたかった。

 

昔話に花を咲かせていたら、、帽子の話が出た。
ちょうど店のイメージを変えたいと思っていたから…
と快諾してくれた。
人と人とのつながりは、本当にありがたいものだ!!

 


テーブル一杯に帽子と鹿革のキンチャクを
ディスプレイさせてもらった。
外側の通路から見るとこんな感じ。

 


内側から見るとこんな感じです。

 

ディスプレイして4日目に電話を入れてみた。
反応は予想以上に良いとの事。

特に外国人の反応が良いのは少々驚いたとの事。

これからが帽子のシーズン。
中野方面に行かれたら、是非立ち寄ってほしいお店の1つである。

 

住所:〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15-116 ブロードウェイ1階
TEL:03-3387-3846
店名:(有)アオキ

Mr.DON

Mr.DON 3872 2592 tokyopress

釣りの魅力を簡潔に言うなら
「夢、そして物語」
だろうか!!

 

フライを巻く。

 

昔の釣り竿を引っ張り出してきて愛でる。
夢は縦横無尽に広がりを見せる。
若かりし頃に頂いたエビスフィッシングのフライロッド。
ミスタードン。
8フィート6インチ。ライン#5~6.
久方ぶりに振ったみた。

 

思いの他うまく巻けているウェットフライを付けて
時に急流を横切らせ、ユッタリとした流れでは
いかにも生命を持った生き物のごとく操作したい。

 

魚たちとの駆け引きが鮮烈に蘇り、心を満たしてくれる。
そしてこのロッド、今は欲しくても手に入らない。
使えば使うほどなじんでくれる。
自分だけの愉しみの時…!!
これだから釣りは止められない。

 


35年ほど前に頂いたエビスフィッシングのフライロッド。
使い込むほどにお世話になった人たちの顔が思い浮び、
限りなく懐かしく、また幸せな気分になる。
ロッド1つに様々な想いが募る。
こだわりの物が持つ魅力がここにある。

シルバーレイククラブ クリークライン

シルバーレイククラブ クリークライン 5184 3456 tokyopress

シルバーレイククラブに息子のようなブランドがデビューする。
夢のような話だ。

 

「息子と親父」

久しぶりにうまい酒が飲める。

その気持ちをmonoマガジンが受け止めてくれた。
それも3Pで取り上げてくれるという。
アリガタイコトダ!!
是非とも見て欲しい。
今日も酒がススム!!
やはり夢は命ある限り追い続けるべきだ。
諦めたら、総てが終わる。

 

(monoマガジン 4月16日発売)

   

刈寄山登山

刈寄山登山 2592 1482 tokyopress

我家は誕生日が続いている。
長女の3月を皮切りに4月がなしで5月が私と三女、
6月がカミさん、7月が次女という具合。

毎月誕生日会をやるというのは不経済なので、年に一度、
3~7月の間に全員集まっての食事会が慣例となっている。

 
今年は次女と三女が登山に夢中になっている事から
食事会の前にファミリー登山をやってから…という事になった。

場所は、東京都あきる野市の刈寄山。

 

 

まずは、今熊神社での遥拝殿の横を通って参道を登る。

 


参道は、よく整備されていて登りやすい。

 

参道途中からの展望。
ツツジ、桜の季節だとひときわ綺麗との事。

 


今熊山山頂の本殿に到着。お参りをすませ刈寄山へ…。

 

ここから稜線目指して巻き道を登ります。

 


稜線上の異様な景色。
南斜面の杉が帯状に立ち枯れていた。それもかなり広範囲に・・・。

 


その後、稜線をひたすら登ります。頂上はもうすぐです。

 


刈寄山(686m)に到着。ここで早めの昼食を取る。

 


カミさんと次女はここから市道山へ・・・。私と長女と三女はもと来た道を下山。

 


今熊神社の遥拝殿にお参りをし、カミさんと次女をむかえに笹平へ…。

 

 

登山の後、娘達が予約してくれていたレストランで今日のメインイベントの食事会。

こじんまりとしたレストランでしたが、中々の味でした。
今年も全員揃っての食事会、無事終了しました。

シルバーレイククラブの帽子

シルバーレイククラブの帽子 3872 2592 tokyopress

outdoorの遊びの中で、帽子は必需品。
暑くても寒くても、雨の日も晴れの日も、
帽子のはたす役割は想像以上のものがある。
シルバーレイククラブの帽子ができるまでは、
所謂outdoorブランドのゴアテックス素材の帽子を愛用していた。

 
2~3年は至極快適なのだが、それを過ぎると、ツバの縫い目あたりから雨がしみ込んできて
下着までビショビショになる。

特に釣りの日は、雨具のフードをかぶると帽子のツバが邪魔をして視界が遮られ足元がおぼつかず
非常に危険だ。

仕方なくフードをかぶらないでやっていると下着までビッショリだ。
本体は、まだ綺麗なのに防水の機能は全く役に立たない。

その点、天然素材のシルバーレイククラブの帽子は全く違った。
最初は、パラフィンの効果で、バッチリ水をはじいてくれる。
2~3年使い込むと、パラフィンの効果が薄れ、水が浸み込み始めてくる。
しかし、ここからが違ってくる。

 
水が浸み込むと繊維自体が膨れ上がり織目が固く締まり、全く水を通さなくなる。
正に繊維自体が生きている!!

という事を実感できる。

 
また、目が詰まり硬くなるので雨具のフードをかぶっても視界が遮られる事はない。
そして乾くと、又元に戻り通気性まである程度確保してくれる。

又洗濯も可能なので、汗をかいた後等は、
早めに水につけ込んで対策して欲しい。

洗剤は普通の洗濯用の物で大丈夫。乾いたら防水スプレーをかけておけば、
ある程度の撥水は戻ります。

是非使い込んで、十二分に素材感を楽しんで下さい。
擦り切れるほど使い込めば、きっとお気に入りの一品になる事でしょう。

 

BIKUシリーズ

BIKUシリーズ 3872 2592 tokyopress

その昔、釣り上げた魚を鞄に入れている写真に感動した記憶が
蘇ってきて、その時のイメージを形にしてみようと思い立った。

帆布、あるいは革鞄の前面にカゴが取り付けられてあり、
鞄と一体になっている。
そのイメージをどう現代風にアレンジするべきか…!?

 
そういえば、アメリカのアウトドア鞄にポケット部分を
レザ―メッシュで作り込んだ鞄があった。

格好いいな!!という気持ちで見ていたが、
ある時「修理が出来ない」という現実を知り落胆した。

それならば型押しで出来ないか!?
と思い、革屋さんに問い合わせると、
実際にレザーで編み込んだような彫りが深い革が3種類手元に届いた。

フルタンニンの革に、しっかりと熱を加えて押し込んだ形状は、
正にメッシュそのもの…。
使い込めば独特の表情が出る。
そして、これならば修理も可能だ。

 
意にかなった革を前に、一気に3種類の鞄を作り上げた。
自画自賛出来る仕上がりだ!

是非、使い込んで自分色に仕上げて欲しい!!

 

 


・ショルダー(239121) \69,000+税
本体の前後をメッシュスタイルの型押しを使い、
その他の部分は栃木レザーのピット鞣しのレザーで仕上げました。
使い込むほどにクラシック感が増す鞄に仕上がりました。
サイドベルトは型崩れ防止とSLCのベルトポーチを装着可能。
背のハンドルも不要な場合は取り外し可能としています。

 

・トートビジネス(239321) \85,000+税
天はファスナータイプのトートバッグに両アオリポケットを付けて
ビジネス対応も可能としました。
一般使いから出張まで幅広く使用することを考えて、
このサイズ感にしています。
前仕切りポケットの中には小物収納の仕切りを付け、より利便性を考えました。

 


・トートトラベルボストン(239521) \75,000+税
トート使用でありながら、トラベル対応の出来る鞄をイメージして仕上げました。
前面にフラップ付きのポケットと背に仕切りポケットを配置し、
切符等の出し入れも考慮に入れて作り込んでいます。
ショルダーとセットで使っていただければ抜群の存在感を発揮してくれると思います。