クマさんから送られてきた写真を、
吉田ブログにて皆様に紹介しましたが、
何と、その話には、まだまだ続きがありました。
さて、
上高地を奥様と二人で気ままに歩いてきたクマさん。
宿泊は、クマさんの親父さんも山行の際、
利用していたという五千尺ホテル。
その時、このホテルの支配人と話す機会を得、
このホテルの創業者の自叙伝までいただいてしまった。
また、涸沢の近くのベンチで休んでいると、
いかにも山屋という青年が
「御苦労様です。これから行ってまいります。」
と声をかけてくれたとか…。
要約するとつまり、
色々な事が起こるのは、
すべてこのザック(権現同人)のおかげだと言うのです。
そう言われると、とても嬉しいのですが、
イヤ、イヤ、それは、山をズ~とやってきたクマさんが背負っていたから
体験出来たこと。
山を愛し、自然を慈しみ、70歳を過ぎるまで続けてきた
趣味の力が、クラシックなザックと絶妙にマッチして、
様々な人たちが、様々な反応を返してくれるのだと思います。
「クマさんと、権現同人のザックに乾杯!!」
と思わず言ってしまいそうな10月2日の夜、
いただいた琉球泡盛をチビリチビリとやりながら、
この原稿を書いています。
「青年小屋オリジナル」
「青年小屋バッファロー」
五千尺ホテル。
藤澤三千穂氏の自叙伝を手に…
出てきました!!
クマさんのお宝、その1
黒光りのするフランス製のウッドのピッケル。
イヤ~!!これはスゴイですネ~!!
これも使い込まれたレザーの登山靴。
クマさんの足となって苛酷な山を歩き続けてきた
風貌がそなわっています。
使い込むというのは、こういう事を言うのですネ!!
無理矢理お願いしたらポーズを
決めてくれました。
やっぱりサマになってますネ~!!
若かりし頃に使い込んだというアイゼン。
これほどごっつい作りのアイゼンは初めてみました。
腕に覚えのある鍛冶屋が魂を込めた、
そんな感じが伝わってきます。
本当に大切に使い込んだモノのみが持つ独得の
風貌、風格。それこそが、宝物と呼ぶに相応しい
モノかもしれません。