スイカの事を“ウォーターメロン”と言うけれど、この時ほど実感した事はありません。
しかし、人生64年も生きてると、否、実に愉快な事に出合うものです
「何が好きですか?」
と聞かれたら「スイカ!!」と直答出来る程、スイカが好きなんですネ!!ワタクシ。
夏場、毎日これを食べていると夏バテになる気がしない。
それほどに昔から好きな食べ物なんですネ。
盆休みで田舎に帰ると、すでに終ったツルガレのスイカが数個、倉庫に転がっている。
よく冷やして食べるのだが、味は水分が半分で甘みが三分の一。
何とも味気無く、食べながら、マズイナー!!と思う事、しばしば…。
ところが今年はチョット違っておりました。
母が冷蔵庫から取り出してくれたスイカは何とも正にウリのように細長く、
半分にして輪切りにすると食べやすいという何とも不思議な形をしておりました。
輪切りのスイカを半分にして、かぶりついてみてビックリ。
まるで甘いスイカの水をかみしめるようなミズミズしさで、
噛むほどにシャブリシャブリと水になってゆく。
種がまた、やたらに大きく、これはこれでフライパンで炒めると
絶好のビールのツマミになる。
カワはカワでウリのように漬物にするとスコブルうまい!!
正に捨てるところのないスイカ
これはもう、驚きを通りこして感激でしたネ!!
このスイカを見つけて、雨の少ない讃岐の地で栽培したという
“ヨッチャン”(正式な名前はまだ知りません)。
「彼は天才だ!!」と言っていたら、私の言葉が耳に入ったらしく、
“それならば…”と持参してくれました。
しかし、我がフルサトにて、達人を発見しました。
イヤ~ウレシイデスネ~!!
母が持ち出してきたウリのようなスイカ
包丁を入れるとパシッと割れました。
こんな感じに輪切りにして食べました。
しかし、そのミズミズしさは…一体何なんでしょう。
感動しまくっていたら、その声が届いたのか、
当の本人からこの立派なスイカをプレゼントされました。
イヤ~、久しぶりにメチャメチャうれしいですね~!!
これはもう、私の家族にも食べさせたいとスイカ専用のパッキンで
送ったのですが、ご覧の通り。
規格外の姿となってしまいました。
しかしまたしばし、埼玉の自宅にて規格外の味を家族と共に堪能しました。