パスポートセンター、あるいは都内にお出かけの折には
パスポートセンター、あるいは都内にお出かけの折には
11月6日土曜日に今年最後の見学会、
黒姫のアファンの森を訪ねました。C.W.ニコルさん の
書籍の中で、何度も登場してきたこの森を
自分自身の目で見る事が出来る。
チョットウキウキしている自分がそこにいました。
?
そしてアファンの森にて、
事務局長の堤さんよりアファンの森の説明があり、
その後、堤さんと松木さんの二人でアファンの森の
案内をしてくれました。
?
原生林の風景とは、また一線を画しながらも、
人の手の入った森は予想以上に綺麗で、
様々な自然が息づいており、ふと狭山丘陵の
里山再生プロジェクトと同様の感慨が涌き、
人が手入れをする大切さを痛感しました。
それでは自然再生のプロジェクト、写真を追いかけながら
見てみましょう。
?
アファンの森へ一歩足を踏み入れると、
甘い森の香りを発散させるカツラの葉が
小さな沼の中にビッシリと浮んでいました。
?
今も実際に炭を焼き、販売もしているという
炭焼き小屋です。
?
見学前に堤さんがフリップボードを使って
アファンの森の説明をします。
?そして、いよいよ森の見学です。
コシアブラの葉っぱです。
春テンプラで食べた事はありますが、
こんな葉っぱになるんですねー!!
?
堤さんと松木さんの説明を受けながら森を散策します。
?
これはクリタケです。いたるところにキノコ生えてました。
ここにも人の手の入る事の大切さを教えていますね!!
?
ヘェ、これがスッポンタケですかー!!
ホントに食べれるんですか?と驚いていた○○さん。
?
松木さんと堤さんの説明に
皆、興味津々でした。
?
(左)ここは森の動物達の食料庫のように
ドングリの木が植えられていました。
(右)森の中に人工池が二つ。
ニコルさんの文章の中によく出てくる池ですネ。
しかし、こんなに大きいとは思いませんでした。
?
今年初めて食べてみましたが、
なかなか微妙な味でした。
?
森の見学の後は、堤さんよりナメコ汁が…。
いやー、ウマカッタです!!
(中央)松木さんよりオリジナルのオデンが…。これもうまかったですネ!!
?
(右)皆、オカワリを…。しかし、なかなか濃厚でありました。
?
最後に松木さんと記念撮影。
本当に御世話になりました。
-台風14号直撃も何のその、『クレイジーキノコ軍団』が行く栃木の旅
自然遊悠学がスタート
したのが、平成15年9月20日ですから、
7年間続いた事になります。
しかしまあ、よく続いたもんだなあと感心しつつも、何となく
鞄の形が出来上がりつつあるのは嬉しくもあります
さて、今回は10月29日、正に台風14号が関東地方直撃のニュース、
これには、登山、きのこ狩り等を趣味にする御人も
随分と中止を余儀無くされたと思うのでありますが、
自然遊悠学の『きのこ軍団』、台風何するものぞ
と、
一路栃木の「自然遊悠学の家」へ…。
深夜に到着するや、各自がシュラフを出してザコ寝
翌早朝、まだ雨が降っていないと分かるや、早速山へ…。
空は暗く、森も暗く、地上のきのこはなかなか見つけにくかったが、
それでも倒木とか枯木にビッシリと付いていたムキタケとクリタケは
バッチリ採る事が出来ました。
以下、順番に写真を追っかけてみましょう。
(左)クリタケです。あっちこっちに生えていました。 (右)ムキタケです。こんなにスゴイの初めて見ました。
早速、あちらこちらに生えているクリタケを採る田口君。
イケテイのキノコ王子
になれるか?
(左)ミノル先生に御教授を受ける新庄氏。(右)アッチコッチでキノコを見つけ知らせてくれる加納さん。
(右)そして、ついに出ました。焼きマツタケを豪快に放り込んだマツタケ酒。
ナカナカ味わい深いものでありました。
翌朝は雨も止み、再びクマの棲家の山に入ってゆきました。
早速シモフリシメジ見つけました。
1つ見つけると、アッチにもコッチにも結構出てますネ~!!
「いいダシが出るから…」とミノル先生。
特にお勧めの逸品。
(左)バカマツタケ採れました~!!ヤッタネ!!
(右)クリタケバッチリ採れました。
デカイクマのフン。
アッチにもコッチにも…。
ひょっとしてここは熊君の棲家なの?かもね。
それでもキノコの魅力が勝っている様で、
(左)ヒラタケ採りマース!!
(中央)クリタケ採りマース!!
(右)ムキタケ採りマース!!
クマのツメ跡デ~ス!! コワイデ~ス
これ全部、カキシメジ(毒) でした。
コワイデス!!
山頂近くになるとクマ君のふんだらけでした。
トテモコワイデ~ス
最後にスッポンタケ見つけました。
持ち帰って初めて食べてみましたが、ウ~ン、なかなかの食感でした。
残念ながら表現出来ませ~ん!!
ミノル先生に鑑定してもらい、皆お土産に持ち帰りました。
はたしてどんな料理になったのでしょう。
それは、その内にまた…!!
という感じで、今年のきのこ祭りも、何事も無く無事終わりました。
また来年、という事ですが、参加御希望の方、早目に御予約を…。
– – ■ 問い合わせ先 ■ – –
1)自然遊悠学事務局
栃木県日光市中三依257-1
植野稔 090-9018-3118
2)㈱イケテイ東京店
きのこ倶楽部 ヨシダ
03-3861-6271
-本シメジとマツタケの贈り物-(H22.10月19日)
岩魚・きのこ仙人の植野氏から届いた荷物。
何気なく開けてみると。
オオッ、これは…
天然のマツタケと本シメジではありませんか!!
それでは、と本シメジは炊込み御飯とミソ汁に…、
そしてマツタケは、オーブンで焼き、いただきました。
“日本の秋の最高の贈り物”
植野さん、本当にありがとうございました。
イヤ~!!ウマカッタデス!!
荷物を開けると、ナ、ナント
本シメジとマツタケが…。
本シメジは炊込み御飯に…。
ミソ汁にもゼイタクに本シメジを…。
※マツタケは写真を撮る余裕?もないまま食べてしまいました。
しかし、マツタケ恐るベシデスネ!!
※植野稔のブログはこちらから…
翌朝、昨日の天候がウソのような晴天で、
世界遺産の熊野古道を歩くには最高のコンディション。
そんな中、皆が集まる前に朝食の準備に余念の無いハッチー隊長。
しかし、頭が下がります。
朝食は、昨日のきのこ鍋を利用したきのこのリゾット
大好評でした
昨夜食べられなかった子供たちにと
スペシャルメニューが出ました
さて、
いよいよ世界遺産の熊野古道のトレッキングです。
工藤家ファミリーの記念撮影の時、
左側にハッチー隊長が・・!!
工藤家には最高の一枚となりました。
やっぱり、雰囲気ありますね~!!
もうすぐホテル昴。
今回のツアーの最後を飾る谷瀬の吊り橋を渡ります。
最後の最後に、千葉さん経営の十津川うどんの店へ・・・
うどんもコンニャクも豆腐も総て十津川産で、
材料から水にまでこだわったものばかりです。
そして最高のこだわりは、
今回採れたアカモミタケの炊き込みご飯でした。
これには皆感動!!
千葉さん、どうもご馳走様でした。
そして、最後の最後の最後に、
私が特にお勧めしたい
きのこ本2冊を御紹介
これさえあれば、あっという間にあなたも
きのこ採り名人になれる・・・?かも・・!!
左)小学館「いきなりきのこ採り名人」 iTunes電子書籍でも購入可
右)文一総合出版「日本のキノコ」
イヤー、2時間ほどで・・・しかし、採れましたネ~!!
立派なアブラシメジがバッチリ採れました。
クリフウセンタケ(写真中央)もすごいです
アカモミタケ(写真右)も、ものすごいですね~!!
こんな大きなノウタケ(写真左)見た事無いです。
ヌメリイグチ(写真中央)も道路脇で結構採れました
ニンギョウタケと本シメジを持つハッチー隊長と岡さん。(写真左)
この二人が組めば、最強メンバーになることは、間違いないでしょう。
これが本シメジなんですね~!!
話には聞いていましたが、やはりスゴイですネ~!!
↓↓ハッチー隊長が同定したキノコを前に解りやすく説明します。
さて、いよいよ蜂須賀流、きのことジビエ料理の始まりです。
野草の使い方から、鹿、猪の肉まで、
ハッチー隊長ならではの創意工夫が光ります。
まずは、十津川コンニャクの洋風シシあえ
(ピリッと辛いタデの実を一杯散らした)
大皿に盛り付けられた料理はあっという間に完食。
アカモミタケとカラカサタケのフッチーリ。(写真中央)
ネジネジパスタの穴の中に、握りつぶしたアカモミタケとクリフウセンタケが
ビッシリと入った、これぞ蜂須賀流きのこパスタ。
皆、感動の内に完食。
鹿肉のソテー、ソースはきのこと赤ワインを煮詰めて作り上げました。
これもあっという間に完食。
等々、次から次へと出てくる料理は、総て完食。
今回、写真で紹介出来ませんでしたが、
ムラサキシメジとニンギョウタケの刺身、
キノコとシシ肉のスープ、
マイタケのバターソテー。
等々は絶品でした。
そして、お腹が膨れ上がった頃合を見計らって、
ハッチー隊長のきのこトーク。
まず他では聞けない面白さに皆真剣に聞き入っていました。
そしてその後、協賛(株)イケテイから鞄のプレゼント企画で、
ハッチー隊長とキャンケンポン大会
かつ又、参加賞として、朝日加工(株)から
エコキンチャクのプレゼントがありました。
その後、まだまだ料理は続き、ホテル側から11時まで・・・と
言われていたのですが、
11時になっても誰も帰ろうとしない。
やはり、ハッチー隊長の料理はスゴイデスネ~!!
皆、真剣に聞き入っていました。
↑これから作ります。しかし、見るからに美味そうです。
しかし、食の力、恐るべし、ですね!!
(③-4へつづく・・・)
<そして2日目>
翌朝、皆が到着する前に野草の食材を採集に出かけました。
薬味用の野草もバッチリ採れました↓
蜂須賀さんが東京から持参してくれたキノコ食材で下準備します↑
もしキノコが採れなくてもこれで大丈夫?
↓スッポンタケの幼菌。半分に切るとこんな感じです。
ちょっと食べたそうな顔をしたら、
アッという間に調理してくれました↑試食する増谷さん↑
↓続いて三才の雄鹿を料理してくれました。
鹿肉もパクリ。ウーン、これもいけますネ~!!
14:30、強い雨
の中、
今回の参加者が玉置山の駐車場に到着しました。
流石にこの雨だとバスの中で待機する人が多いと思ったのですが、
全員参加は恐れ入りました!!
ここは木の植生がスバラシイとハッチー隊長が絶賛した場所です。
皆の気合に恐れをなしたのか、雨も小雨になってきました。
それぞれが採れたキノコをハッチー隊長に見せに来ます↓
「僕にも採れたよ~!!」と晴人君。
彼が来たから晴れてきたのかな?
「これで3人は死ねるんだって~?」と言いつつ、
ドクツルタケを籠に入れる箱島さん↑
モミの木のあるところに生えますので注意して採ってください。
と、木の植生まで説明しながらキノコ狩りが続きます。
と、キノコ王子
キノコが小さく見えるのは、気のせいですか?
散々、キノコを採った後は、
玉置神社に参拝。
(③-3へつづく・・・)
– ハッチー隊長と行く3日間の旅 –
十津川村、村興しの手伝いの話が来て8ヶ月。
その間、2回の下見をし、実現の運びとなりました。
無論、主役は蜂須賀公之氏。
我等がハッチー隊長。
天然の食材を使っての即興の創作料理は、
素材の持つ味の個性を最大限に引き出し、
皆の舌を喉を驚かせます。
旬の自然食材をこれほど楽しく自由自在に調理する人を
私は知りません。
そんな十津川村での今回のイベントを
写真を使って追いかけてみようと思います。
<第1日目>
10月8日、
十津川村役場に14:00着。
役場職員の増谷さんが21世紀の森を案内してくれる。
キノコが生えているか否か、少し探ってみると、
イグチとカラカサタケはバッチリ生えていたので、タブン大丈夫!!
という事で、会場の設営と明日の料理の下準備に入る。
我々は、ホテルのロビーに
「蜂須賀さんのTOTEバック(アーレマンラッツェ)」
他、イケテイのOUTDOOR鞄をディスプレイ
以前に書いたのが4月ですから、アッという間に半年が経ちました。
さて、
久方ぶりに北本の自然。
まず、我家の近くの林を歩いてみますと、
オオッ生えてますネ~!!
ナラタケモドキと
ニガクリタケ。絶対に食べてはいけないキノコです。
このニガクリタケ、特に幼菌の内は、結構うまそうな顔をしているので御用心。
そういえば先日、
このキノコを売ってしまって連絡が取れないという記事が
新聞に載っていましたが、恐いですね~!!
という事で、
何時ものトレッキングコースをモクモクと歩きます。
少し涼しくなった風に乗ってキンモクセイの香りが鼻孔をくすぐります。
しかし・・・いい香りです。
ブルーベリーもキウイも庭先で見事に熟れてました。
で、
何時もの秘密のキノコ場をのぞいてみると、
オオッ、これはスゴイデスネ~!!
メチャクチャに生えてます~!!帰りに採ろう
と心に決めて
尚もズンズン歩いてゆくと彼岸花が、
そしてソバの花が咲き乱れておりました。
はたまた無数のアキアカネにドジョウ君まで、私の目を楽しませてくれました。
イヤハヤ、2時間ほどの北本トレッキングでしたが、
いろんな生き物を間近に感じられた週末でした。
家を出るとかすかに香ってきたのは、この花の香りでした。しかし、いい香りです。
ヒメアカタテハがおいしそうに蜜を吸ってました。
これは何でしょう、すごく麗いな蝶でしたが、名前解りません。
誰か教えて下さい。
「アカボシゴマダラです」(ハッチー隊長)
ソバの花も満開でした。そういえば、北本って意外とソバ、ウマインデスヨネ!!
アキアカネが結構飛んでました。これはメスです(ハッチー隊長)
立派なノウタケがあちらこちらに生えてました。
特別にウマイ料理法見つけなくては・・と思いつつ、
北本の自然その⑥を終わります。