その昔、釣り上げた魚を鞄に入れている写真に感動した記憶が
蘇ってきて、その時のイメージを形にしてみようと思い立った。
帆布、あるいは革鞄の前面にカゴが取り付けられてあり、
鞄と一体になっている。
そのイメージをどう現代風にアレンジするべきか…!?
そういえば、アメリカのアウトドア鞄にポケット部分を
レザ―メッシュで作り込んだ鞄があった。
格好いいな!!という気持ちで見ていたが、
ある時「修理が出来ない」という現実を知り落胆した。
それならば型押しで出来ないか!?
と思い、革屋さんに問い合わせると、
実際にレザーで編み込んだような彫りが深い革が3種類手元に届いた。
フルタンニンの革に、しっかりと熱を加えて押し込んだ形状は、
正にメッシュそのもの…。
使い込めば独特の表情が出る。
そして、これならば修理も可能だ。
意にかなった革を前に、一気に3種類の鞄を作り上げた。
自画自賛出来る仕上がりだ!
是非、使い込んで自分色に仕上げて欲しい!!
・ショルダー(239121) \69,000+税
本体の前後をメッシュスタイルの型押しを使い、
その他の部分は栃木レザーのピット鞣しのレザーで仕上げました。
使い込むほどにクラシック感が増す鞄に仕上がりました。
サイドベルトは型崩れ防止とSLCのベルトポーチを装着可能。
背のハンドルも不要な場合は取り外し可能としています。
・トートビジネス(239321) \85,000+税
天はファスナータイプのトートバッグに両アオリポケットを付けて
ビジネス対応も可能としました。
一般使いから出張まで幅広く使用することを考えて、
このサイズ感にしています。
前仕切りポケットの中には小物収納の仕切りを付け、より利便性を考えました。
・トートトラベルボストン(239521) \75,000+税
トート使用でありながら、トラベル対応の出来る鞄をイメージして仕上げました。
前面にフラップ付きのポケットと背に仕切りポケットを配置し、
切符等の出し入れも考慮に入れて作り込んでいます。
ショルダーとセットで使っていただければ抜群の存在感を発揮してくれると思います。