長女が、図書館より借りてきてくれた
「勇魚」(イサナ)。
しばらく小説とは遠ざかっていたのですが、
久しぶりに手にしました。
しかし、読み進む内に、
何時しか自分が太地の住民に・・・!!
それよりも何よりも、
私の中でCWニコル氏の印象は、
OUTDOORエッセイストというイメージでしたので、
チョット、否、かなり驚きました。
日本人でもないのに何でこんな文章が書けるの?
否、失礼。
日本人よりもより日本人らしい日本人でした。
等々、この小説を読みながら何度思った事でしょう
これほど幕末の情景が、又違った視点から活写出来ている小説を
私は知りません。
しかし、これはスゴイ小説ですネ!!
知らなかった人、 読んでみて下さい。
「日本人は、かくあるべし!!」
という主張が珠玉のごとく随所に散りばめられています。